私は特に会社員時代、常に何かに悩んでいるというネガティブ思考でした。
でもそんな状況から脱したくて、色々心のことを学んでいくうちにその解決法に気付いたのです。
それは、そのモヤモヤの原因を「過去・未来・今」に切り離して考えてみる、ということです。
「思考を過去・未来・今に切り離そう」
例えば、今この瞬間は友達とおいしいランチを食べているとします。
でも頭の中では”明日の仕事のこと”や、”昨日上司から言われた嫌なこと”などを思い起こしていたら、目の前のランチを全然楽しめないですよね。
せっかく今この瞬間は楽しいひと時を過ごしていても、思考が過去や未来に飛んでいたらそれって結局「今」を楽しめていないと思うんです。
そして、「今」の積み重ねが「未来」になっていくから、結果的にいつも幸せを感じにくくなってしまいます。
なので、今の自分の悩みが「過去・未来・今」のうちどこにあたるのかを意識して切り離してみましょう。
そのうえで、切り離した「過去・未来・今」ごとの思考の対処方をお教えします!
「嫌だった過去に浸るのはやめよう」
まず、過去に起こった嫌な出来事を引きずるのはやめましょう。
そもそも人って嫌だった記憶ばかり思い出しやすい生き物なのだそうです。
確かに考えてみれば、友達との楽しかった旅行を毎日思い出して幸せに浸っている…なんて人はあまりいないですよね。
反対に、嫌だったことはなぜかいつまでも引きずってしまう…。
まさしく私がそうでした。
私の場合、会社員時代に合わないと感じる人や苦手な人から納得いかないことを言われたり理不尽な理由で一方的に怒られたりすることも度々ありました。
そんな時、しょっちゅうそのムカついた出来事を思い出してはイライラを繰り返し味わっていたんです。
でも、それって「もう終わったこと」なんですよね。
その時相手から言われた言葉とか、嫌だった場面を何度も再現する必要はないのです。
楽しかった思い出を毎日思い出さないのと同じように、嫌だったことを繰り返し思い返すのもやめる。
これだけで、だいぶ悩んでる時間が少なくなるはずです。
「まだ起こっていない未来への心配をするのはやめよう」
もう一つは、まだ現実になっていない未来に対する不安を悪い方にだけ考えて悩むのもやめてみましょう。
例えば私の場合、本当はずっと会社を辞めたかったけど、親に言ったら絶対に反対されると思って、なかなか言えませんでした。
せめて言うなら次の仕事が決まってからだ。
でもその為には会社を続けながら転職活動をしなければいけない。
でも毎日仕事で疲れてとても転職活動なんてできない…。
次が決まらないから親にも言えないし辞められない…。
そんな無限ワープにハマった結果、合わない仕事を6年間も続けることになりました。
でも、色々あって精神的にもう会社に行くことができなくなり、強制的に親に会社を辞めたいということを言わなければいけなくなったんです。
そして恐る恐る話してみたところ、、なんと、親はあっさり理解してくれたのです。
「えみが苦しいなら無理して続けろなんて言わない。いつでもえみの味方だからやりたいようにしなさい。」と。
そう、私が6年間も「親に反対されるかもしれない」と悩んでいたことは、ただの私の妄想に過ぎなかったのです。
人間て、狩猟採集時代からの本能で、「今までやったことのないこと」に対しては恐怖とか不安が働くんです。
だから、未来に対して不安に思ったら単純に「あ、防衛本能が働いてるんだな」くらいに軽く受け止めましょう。
その上で、「まだそうなると決まったわけじゃないし!」と意識してネガティブな妄想をストップしましょう!
もちろん、ダメだった時に備えて具体的な行動に移すなら意味はありますが、ただ自分自身を不安に煽るだけでは良いことはありません。
「結論!大切なのは今!」
結局、意識の上で大事なのは「今」だけなのです。
何か悩みがあったとしても、案外それって「今起きてること」以外の事であることが多いです。
なので、もし頭が悩み始めたら
「それって今考えたら解決すること?」
「それって実際に現実に起きてること?」
と自分に問いかけてみましょう。
そうやって意識的に時間軸を切り離してみるクセをつけると、意外と悩みってないのかもしれません。
私もまだ訓練中ですが、おかげでだいぶ悩む時間は少なくなりました。
なんだかいつも悩みを抱えている、という人はぜひ意識してみてくださいね。


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