こんにちは!自然女子ブロガーのていちゃんです!(初めて名乗ってみたけど、なんか良いネーミングないかな…笑)
この1ヶ月半ほど、千葉県いすみ市に滞在している間にたくさんの素敵な場所に出会ってきました。
いすみ市は本当に面白い地域なのですが、まだまだ世間的には観光地としてはマイナーです。
それならば!
せっかく滞在している私が、住んでみたからこそ分かるいすみ市の魅力を発信しようではないか!!
ということで、私が気に入った場所を全てお伝えしていきます!
今回は、「星空の小さな図書館」という図書館のお話です。
まずは目次をチェック!
星空の小さな図書館とは?
「星空の小さな図書館」は千葉県いすみ市にある小さな個人営業の図書館です。
築80年の納屋を改装して造られていて、同じ敷地内に「星空の家」というシェアハウスがあります。
星空の家の管理人である三星 千絵さんが、シェアハウスとは別に
「たくさんの方が遊びに来てくれるようになって、もっと気軽にに立ち寄ってもらえる場所はできないものか」
と考えた末、物置として眠っていた納屋を改装して2014年12月にオープンさせました。
本屋さんでもなくカフェでもなく、「地域の人と気軽に触れ合える場所」として選んだ形は図書館でした。
その理由は、もともと星空の家に大量にあった本を活かせるということと、「本を買う」とか「コーヒーを飲む」といった特別な目的がなくても気軽に立ち寄れる場所にしたい、という想いからでした。
「星空の小さな図書館」で感じた4つの魅力
そんなこだわりのつまった「星空の図書館」に実際に行った私が感じた魅力をお伝えします!
温もりのある落ち着く空間
まず何と言っても、この落ち着いた雰囲気がとても居心地が良いのです!
決して広すぎないこじんまりとした空間と、自然で温かみのある照明。
テーブルやイスなど、全体が木製で統一されていてなんともほっこり落ち着きます。
窓際のカウンターテーブルは納屋にあった立派な一枚木で作ったのだそう…!
幅広いジャンルの本!マンガもある
もちろん、図書館なので幅広い種類の本が置かれています。
中にはいすみ市で活躍する方たちやいすみ市を紹介する本などもあり、地域のことを知るにもうってつけのスペースとなっています。
2階の茅葺き屋根の部屋には、たくさんのマンガも置いてあります。
ここに来ればきっとお気に入りの一冊に出会えるはず…!
そして、気に入った本を心ゆくまでこのリラックスした空間で読むことができます。
あぁ…お休みの日に丸一日ここでゆったり過ごしたい…!
図書館と言っても堅苦しい本が置いてあるわけではないので、次から次へと気になる本を手に取っていたら、あっという間に時間が過ぎていました…!
わくわくする屋根裏部屋も!
はしごを登った2階にあるのはこちらの屋根裏部屋!!
茅葺き屋根に畳…これはもうこのまま寝てしまいそうな居心地の良さ…!
子どもも大人もわくわくしてしまいますね♪
おばあちゃん家に遊びに来てゴロゴロくつろいでいるような雰囲気が味わえます。
子どもも楽しく遊べる
小さなお子さまがいても大丈夫。
子ども向けの絵本などが置いてあるキッズスペースもあります。
そしてこのキッズスペースにある木製の本棚がなんともかわい過ぎる…!
おうちに欲しい…!
ここがユニーク
「星空の小さな図書館」はふつうの図書館とは違った魅力があります。
物置だった納屋を一からリノベーション!
この図書館はずっと使われていない物置として眠っていた納屋を、一からリノベーションして造られました。
管理人の三星さんを中心に、ホコリの被った物置の物を片付け、床を張り壁を塗るところからスタート。
大工さんによる1ヶ月半の外装工事を経て、家具や照明の取り付けなど内装は自分たちでやったのだそう…!
(図書館ができるまでの様子はこちらの公式ブログから見ることができるのでぜひ…!)
実は私は、ちょうどこの図書館を作っている最中の2014年9月に星空の家に泊まりに来たことがありました。
たまたま、三星さんと私の友達が知り合いだったので、地域のお祭りのお手伝いをして、シェアハウスに泊まらせて頂いたのです。
その時ちょうど、三星さんからこれから図書館をオープンさせる予定で、今壁塗りの真っ最中でとても大変だ、ということを聞いていました。
それから3年経った今、完成した図書館を初めて見ることができました。
改装の過程を聞いていたからこそ、そのクオリティの高さにとても感動しました。
「できるだけ元からあるものを活かす」
というこだわりと作り手の想いが、この素敵な温もりある雰囲気を作ってくれているのだと感じました。
イベントも開催している
もう一つの魅力は、さまざまな会員向けイベントも開催しているところです。
例えば、地元大多喜町にある「焙煎香房「抱(HUG)」」さんの出張カフェ、『星空のミッドナイトカフェ』や、地元のイラストレーターさん「シミキョウさん」の展示会など。
地域で活躍する人たちのイベントを開催することで、その活動を知り、参加する地域の人たちと交流することができます。
図書館の会員(年会費/2000円)になることで、それらのイベントに参加することができます。
いすみ市には面白い活動をしている人がたくさんいるので、図書館としてだけでなく地域の人との交流ができる場として活用してみるのも楽しそう!
お隣りはシェアハウス「星空の家」
図書館と同じ敷地内には、築140年の古民家シェアハウスがあります。
ここには色んなバックグラウンドを持つ方々が入居しているため、遊びに行くだけでも色んなお話が聞けて楽しいです!
そして家の中には2匹のネコもいて、とっても癒されます。
シェアハウス内は築140年とあって昔ながらの家づくりとなっていますが、居心地の良い空間でした。
3年振りに遊びに来た私たちのために、シェアハウスのみなさんが手巻き寿司を用意して下さり、一緒にわいわいと作りながら楽しいひとときを過ごしました。
きっとしょっちゅう色んな人が訪れてくるので、みなさん温かく迎えて下さいます。
ちなみに居住者募集中
のようなので、田舎暮らしを経験したい人やいすみで暮らしてみたい人はおすすめです!!
定期的に内覧会もやっているのでチェックしてみて下さいね!
行き方
(参照:http://hoshizoranoie.blogspot.jp/2014/12/blog-post_21.html)
住所:いすみ市能実(のうじつ)969
地道な信頼関係作りと地域の人の協力があって完成した小さな図書館
私が見たこの小さな図書館ができるまでの道のりを少しだけお話します。
今回はたまたま管理人の三星さんと知り合いだったということもあり、3年前に造り途中だった図書館が完成している、ということで見に来るのがとても楽しみでした。
行ってみると、とても一から自分たちで造り上げたとは思えない素敵な図書館になっていて、とっても感動しました…!
そこには、そもそも図書館を造り始めるに至るまでの三星さんの地道な活動がありました。
三星さん自身、2011年にいすみ市に移住して来て、2012年にシェアハウス「星空の家」を始めました。
そこから、少しずつ近所の人たちとあいさつを交わしたり、地域のイベントに参加したりして地域の方たちとの交流を深めていったのです。
ようやく信頼関係が築けてきた頃、「移住者やシェアハウスに遊びに来る人だけでなく、地域の人にも身近に感じてもらえる場所をつくりたい」という想いから、「星空の小さな図書館」をつくることに決めたのだそうです。
そういった日々の小さな積み重ねがあったからこそ、いざ図書館の改装を始めると、それを聞いたたくさんの地域の方たちがお手伝いに来て下さったそう。
たくさんの人と一緒に造り上げた想いの込もった図書館だからこそ、それを一緒に見守ってきた地域の人たちからも愛されて、気軽に立ち寄れる場所になっていくんだろうなぁ、としみじみ感じました。
いすみ市で感じる「つくり手の想い」
私がいすみに来て感じるのは、こういった「作り手の想い」が感じられるモノや場所がたくさんある、ということ。
一つ一つに想いが込められていて、作った人の愛情が感じられる。
何より、つくる人の顔が浮かんで、その人との交流が楽しい。
そんなモノや場所がたくさんあるから、いすみはあったかくて居心地が良いのかなぁと、ふと感じました。
そんないすみ市という地域やそこに住む人たちとの触れ合いを楽しむことができる「星空の小さな図書館」に、いすみ市を訪れる際はぜひ立ち寄ってみて下さいね!
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